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鉢の仕組みを知って使いこなしましょう。



鉢の大きさは鉢の直径で決まります。
サイズは「号」で示し、1号で約3cm、昔の一寸です。


【標準鉢】
鉢の口径と高さがほぼ同じ鉢です。


草花・花木・庭木など植物全般。
挿し木や育苗にも使われます。

【深鉢】
懸崖鉢や長鉢、腰高鉢とも。
口径より、高さのある鉢。


観葉植物ではドラセナ類やヤシ類、ランではシンビジュームなどの根が長く伸びる植物に。
ヘゴ仕立て、スタンダード仕立てなど縦に伸びる仕立て方をする場合にも用います。

【半鉢】
浅鉢、平鉢ともいわれます。
鉢の高さが口径の半分位の鉢


ニチニチ草やポーチュラカ、ツツジ、サツキ、アザレア類など浅根性の植物に。

【スタンド鉢】
半鉢や標準鉢などに台をつけて、
高さを上げたような形状の鉢。


ペチュニア、キンレンカなどのツル性や半ツル性の植物やインパチェンスなどのボリューム感や立体感を出して飾りたい時などに効果的。

【吊り鉢】
半鉢などに吊り手をつけ、吊り下げられるようにした鉢。


下垂性やツル性、半ツル性などの植物向いています。
空間を飾るのに効果的。

【壁かけ鉢】
一般的に片面を平面にして壁に掛けられるようにした鉢。


花数が多くて可憐な感じのする植物に向きます。
背丈が高くなるものや、大輪の花をつける植物は安定感を欠くので不向き。

【寄せ植え鉢】
半鉢の変形型で口径30cm〜以上の大型の鉢。
円形、四角形、多角形などいろいろな形状のものがあります。


草丈の高い植物と低い植物を組み合わせたり、何種類かの植物などを組み合わせたり、移動ができる小型花壇風な楽しみ方ができます。






>> 天然素材・焼き物

■素焼き鉢   粘土を700〜900℃で焼いた鉢。
鉢壁が多孔質で通気性、透水性が良い。
利点/日光に当っても劣化しない
欠点/割れる、重い、プラスチック鉢と比べると高価
 
■テラコッタ   1000〜1300℃で焼いた鉢。
生産される国や地域によって粘土や焼く時間が異なり、色も少しずつ違います。
形はいろいろありますが、通気性、透水性は素焼き鉢に劣ります。
利点/日光に当っても劣化しない
欠点/割れる、重い、プラスチック鉢と比べると高価
 
■駄温鉢   1000℃〜と高温で焼いた鉢。
素焼き鉢より、劣るが通気性、透水性が良く、素焼き鉢よりは丈夫。
桟(ふちの部分)に釉薬(ゆうやく)が塗ってあるのが特徴。
※釉薬(ゆうやく)=うわぐすり(上薬)の事。
利点/日光に当っても劣化しない
欠点/割れる、重い、プラスチック鉢と比べると高価
 
■化粧鉢   粘土を1100℃〜で焼き、鉢の表面全てに釉薬(ゆうやく)が塗ってある鉢。
鑑賞用に主に使われる。鉢壁に通気性、透水性は無い。
※釉薬(ゆうやく)=うわぐすり(上薬)の事。
利点/日光に当っても劣化しない
欠点/割れる、重い、プラスチック鉢と比べると高価
 



>> 天然素材・木製鉢

■木製鉢   天然木を使って作った鉢。
木の種類によって通気性、透水性は異なる。熱を伝えにくいので外気温の根に対する影響が少ない。
欠点/腐る、水を含むと重い、プラスチック鉢と比べると高価



>> 天然素材・紙製鉢

■紙製鉢   古紙を利用したリサイクル品など。通気性、透水性が素焼き鉢より優れる。
軽く、落としても割れにくい。水分を含むと変形し易いので安定した場所で。
利点/通気性、排水性に優れる
欠点/腐る



>> 化学合成物・プラスチック鉢

■プラスチック鉢   ポリプロピレンを原料に作られた鉢。軽くてこわれにくい。
成型が自在で安価。現在の栽培容器の主流。通気性、透水性はない。
利点/軽量、安価、割れにくい、形状・色が豊富
欠点/通気性、透水性なし、外気温に影響される(夏・高温、冬・低温)



>> 化学合成物・ポリエチレン製鉢

■ポリエチレン製鉢   通称ポリポット。育苗用の薄い鉢で通気性はない。
利点/安価、軽量
欠点/長期使用不可



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